カボションとは?

2021年11月9日火曜日

宝石のカット法


カボションは(cabochon)は宝石のカット法のこと


カボションは『頭』を意味するフランス語です。正しくはカボション・カットのことで、宝石を丸くドーム形に研磨するカット法のひとつです。底はたいていは平らです。

光の反射ではなく、石そのものの光沢や文様を生かすカットの方法で、透明度の少ないトルコ石やオパールによく用いられます。

石の形

石の形は主に楕円形か円形です。
そのほかにも四角、長角、マーキースなどいろいろ種類があります。

カットの種類

●シングルカボションカット
    研磨されるドームが表だけで、底は平らです。

●ダブルカボションカット
    表裏の両方にカボションカットされているもの。

●ローカボションカット
    ドームの高さを低くしたもの。

●ハイカボションカット
    ドームの高さを高くしたもの。

●ホローカボションカット
底を内側に窪ませて、光を通りやすくしたもの。